2012年7月14日土曜日

ありがとうと言おう

6月半ばからの闘病生活。と言っても、検査、検査、睡眠、惰眠、検査、検査、泣き事、検査。
みたいな感じで、特に化学療法や、放射線療法をしている訳ではありません。
今も、自宅軟禁。。。ではなく、自宅療養中。

私が病気になってから、多くの方から励ましを頂いています。
メールであったり、手紙であったり、SNS上であったり、電話であったり。

それは、私を勇気づけ、奮い立たせ、闘う(病気とです)気力を呼び覚ましてくれます。
温かい言葉は心に沁み、強い言葉は勇気を授け、優しい言葉は私を癒してくれます。

こんなにも、支えて下さる多くの友人が居ると思うだけで、強くなれるものです。

「何故?」そう思いました。正直。。。。
去年足の手術でやっと自由を手にして、43年間の痛みや不自由さからやっと解放されたと
思っていた矢先の出来事でした。

これからは、旅行に行こう!コンサートにも、演劇にも。。。。電車にも乗れる!バスにも乗れる!
色んなところに出掛けられる♪
人生が、新しくなる・・・・そう思っていたのに。

「何故?」「どうして、白血病の疑いなの????」「放っておいたら死んじゃうの?」
「今年やる事。。。。もういっぱい決まってるのに。病気になったら出来ないの?」

病院のベッドで、自宅のベッドで、何度も何度も流した涙。

「チャーやん(猫)はどうなるの?」「演奏会は?」「イベントの司会は?」「結婚披露宴の司会は?」

もしかして、数か月先、自分が生きていないかもしれない・・・・
そう思ったのは、生まれて初めてです。

そこそこおばあちゃんになるまでは、生きているつもりだったので(笑)

そう思ったら、今まで生きてこられた事が何て有難い事なんだろうと思えます。

足の悪かった私を、育ててくれた両親。
小学校の時、遠足で歩けない私を、自転車の2人乗りで連れて行ってくれた教頭先生。
中学校の時、自転車通学を許してくれた校長先生。

子供の頃は、その有難さを理解できないまま過ごしていたような気がします。

大人になって共に仕事に向かった同志。
会社を経営する機会を与えてくれた多くの協力者。

家族・恋人・友人。。。。私の大切な人達。

今、出会った全ての人に、繋がっている全ての人に、
「ありがとう」を伝えたい。

もしかしたら、「今」が最期になるかもしれないと思えば、
「今、共に居る人に」「今、支えてくれている人に」「今を一緒に生きてくれている人に」
ありがとうを伝えたい。

私は大丈夫。

みんなありがとう。

私は、きっと大丈夫です。

1 件のコメント:

  1. こんなアップがあったんだね。
    復帰を願っています!

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